夏が本当に嫌い
2023/08/07の日記
自分の悲しいを冷たいプレートにのべーーーっと広げていって、ロールアイスになる直前みたいにしていく。涙を流す時はそのイメージがある。平たく冷たく悲しみは固まる。ロールアイスにはしない。
悲しいことがあって泣いてしまった。
悲しいこと、広げないと何が悲しいのか把握できない。
話は変わるのだけれど夏が本当に嫌い。お盆も嫌い。夏は暑い。夏は眩しい。夏は私を嘲笑う。夏は私を見下している。夏は冷たい。夏は暗い。夏は悲しい。夏は寂しい。夏は逃げ場がない。夏は私を逃がしてくれない。夏は私を許してくれない。夏は私を毎年責める。
昔住んでいた家で過ごしたお盆が一番怖かった。仏壇までの襖は開けられて、夜の闇はずっと手招いていた。お盆の回転灯は電気が切られて、ぼんやりと白く浮かび上がる。あの闇に引きずりこまれたら。そう思えば自然と寄り付かなくなった。
この人は一体夏に何があったんですか?
夏は日中が全部同じぶっとい太さなのに、日が沈むと全部消えてしまう。それもなんかムカつくしやるせなくて物哀しい。
話は変わりますが、短歌を作ってTwitterに載せました。
酷暑の短歌です
— 髙山准 (@m99ejxj) 2023年8月7日
地球には逃げ場がなくてウケますね肉体にたましいはとどまって #tanka #短歌 pic.twitter.com/x54WgiZNrH
これも夏だね。
逃げ場なんでどこにもないので、生きるしかないですね、という気持ちです。
早く涼しくならないかなぁ。